新しいお住まいの購入を考えるときに、まずは新築住宅を思い浮かべることが多いと思いますが、良質な中古住宅を新築より手頃な価格で購入して、自分好みのデザインにリノベーションするという方法があります。ここでは、中古住宅の購入とリフォーム・リノベーションのポイントについて、不動産業者とは違う観点で、リフォーム建築の専門家からお話しましょう。
1.自分好みの住まいに作り上げることができる
2.新築より割安
3.購入前に物件を現場確認できる
建築士がアドバイスする中古物件購入のポイント
1 物件の見極めが重要
2 無理のない資金計画
3 完成までの予定をたてる
4 グッドスマイルハウスの中古物件リフォーム相談サービス
中古住宅のリフォーム・リノベーションのポイント
1 良いリフォーム会社選び
2 リフォームは早めに打ち合わせ
3 予算、希望のリフォーム計画をまとめる
中古マンションリフォームの価格の目安
新築物件を買うか、中古物件を買ってリフォーム・リノベーションをするか迷っていらっしゃる方も多いと思いますが、中古物件には次のような魅力があります。
中古住宅のリフォーム・リノベーションは、自分好みのデザインにしたり、間取りを変更するなど、自分の住まい方に合ったリフォーム・リノベーションをすることが可能です。
設備やデザインを選ぶ範囲も広がり、リフォーム・リノベーションをする楽しみを味わうことができます。
その結果、新築以上に自分らしい愛着のある住まいに作り上げることができます。
新築物件と違い、中古物件は絶対数が多く、場所、価格、広さ等の選択肢がたくさんあり、さらに新築より割安です。
良い中古物件を購入し、リフォーム・リノベーション工事をすれば、同等の新築以上に割安になることでしょう。
新築より割安な中古物件でも、中古物件は売主により価格が変わるため、適正価格の判断や掘り出し物件を探すには、建物の良し悪しの見極めが重要と言われています。
築年数の確認
建築時期により建物の性能、仕様などが異なります。昭和56年以前の建物は旧耐震基準のため、耐震診断や耐震補強が必要な場合があります。
また、築20年以上の建物の場合は、水道管やガス管などの設備が劣化している場合もあり、見えない所も築年数によりある程度の判断ができます。
建築の専門家に物件をみてもらう
物件の価格、評価などは不動産業者に相談することも大切ですが、建物については建築の専門家に相談することができればより安心です。
購入予定物件でご希望のリフォームが可能かどうかも重要なことではないでしょうか。
例えば、『IHクッキングヒーターへの取替え』『床フローリングへのリフォーム』『ユニットバスへの取替え』『対面キッチンへの取替え』等物件によりリフォームができない場合があります。物件の契約前に、建築専門家による物件の状況確認できれば安心です。
金融機関でローンを利用する
ローンを組むことで金融機関が物件を審査します。
自己資金で購入できる場合でも、住宅ローンを利用することもお奨めです。金融機関が物件の審査をするので物件の評価がわかり、違反物件や問題物件は融資が組めません。保険のつもりで申し込んでみてはいかがでしょうか。
中古物件購入費用+リフォーム費用の総予算を組み、無理のない資金計画をしっかりたてましょう。
中古物件を購入してリフォームする場合、物件の購入費用の他に、仲介手数料、リフォーム工事費、諸経費、税金などの費用がかかります。リフォーム費用を考えずに物件を選んでしまうと、あとからリフォーム費用が足りなくなってしまったということも起こる場合もあります。
リフォーム費用については、ご希望の住まい方やリフォーム内容と共に修理箇所などにより価格が変わります。
また屋根、外壁の劣化による補修、水道管の取替えなど、建築のプロでなければわからない一般の人が内見しただけではわからない予想外の費用が発生する場合があります。
そのためにも、購入前にリフォーム会社に相談し、同行してもらうことでリフォーム予算も立てられ、物件購入前に物件費用とリフォーム費用を合わせた無理のない資金計画が立てられます。事前にリフォームの見積りやリフォーム会社との現地内見同行を早めに行うと良いでしょう。
また国や自治体のローン控除、助成金なども調べて利用を検討しましょう。
物件の引き渡しから引っ越すまでには、予想以上の時間がかかります。
理想は、物件の引き渡しと同時にリフォーム工事が着工できることです。そのためには物件の購入前にリフォーム業者を決めて、リフォームの内容、予算、工期を決めておくことです。遅くとも物件の契約をしたらすぐにリフォーム業者を決定しましょう。
グッドスマイルハウスでは、物件購入前でもお客様と一緒に物件を現場調査させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。
(繁忙期にはご希望の日程に同行できない場合もあります)
希望の中古物件がある程度決まったら引越し時期を決めて、おおよその予定表を作ります。実際に物件の契約、引き渡し、リフォーム申請、工事期間、引越しの日程などの予定を組んでみます。
内装リフォームの場合でもお打ち合わせから完成まで2~3ヶ月間、全面リノベーションの場合、打ち合わせから工事完了まで6ヶ月くらいかかる場合もあります。納得できるリフォームをするならば、余裕のある計画を立てましょう。
リフォーム工事の打ち合わせ期間の目安
約1〜2ヶ月
打ち合わせ、現場調査、ショールームご案内、プラン作成など
↓
リフォーム工事の契約から工事着工までの期間の目安
約1ヶ月
工事申請、部材納入、職人手配など
↓
リフォーム工事着工から完了までの期間の目安
内装リフォーム 約2~3週間
クロス張替え、クリーニング程度
水廻りリフォーム+内装 約2ヶ月
浴室、キッチン、トイレ、クロス張替え、クリーニング
全面リノベーション 約2~3ヶ月(工事内容によって変わります)
水廻りリフォーム、内装、間取り変更、外壁塗装など
グッドスマイルハウスでは、物件購入前でもお客様と一緒に物件を現場調査させていただいておりますので、お気軽にご相談ください。(繁忙期にはご希望の日程に同行できない場合があります)
※大変申し訳ございませんが、時期によっては、お時間をいただく場合やご依頼をお受けできない場合がございます。詳細はお問合せください。
こんな時にぜひご活用ください!(例)
※大変申し訳ございませんが、時期によっては、お時間をいただく場合やご依頼をお受けできない場合がございます。
良いリフォーム会社選びのポイントは、次のようなことです。
リフォームは、工事によっては数ヶ月など思いのほか時間がかかります。気に入った物件を見つけたら、リフォームできれいにしてできるだけ早く新居に入居したいものです。そのためには、物件のめどがたったら、できるだけ早くリフォームの計画もスタートさせましょう。
おおよそ物件の候補が決まった時点で、リフォーム業者も選択し、いろいろと相談に乗ってもらいましょう。購入前からでも当社ではご相談にのります。ゆとりのあるスケジュールで進行すれば、納得のいくリフォームが入居予定までに実現します。
リフォーム業者が決まったら、おおよその予算と希望のリフォームのイメージやプランをまとめ、リフォーム業者に伝えます。予算によって、可能な工事、工事期間も変わります。
マンションは、利便性がよい物件も多く、管理も楽なので暮らしやすい住まいです。しかし、建物が共同所有なので、個人でリフォーム・リノベーションできる専有部分とできない共有部分があります。また構造によって、改装が可能な範囲が変わってきます。 マンションは一戸建てと違って増築ができないため、限られた面積の中でどれだけ効果的なプランができるかどうかが改装のポイントになります。
マンションをよりよくリフォーム・リノベーションするための基礎知識をお話します。→詳しくはこちらへ
戸建て住宅はマンションとは違い、庭や駐車場がつき、独立性が高くプライバシーが守られていることが魅力です。ただ、新築の戸建て住宅を購入する場合、同じ立地では、マンションよりも物件価格が高くなる傾向があります。そこで中古戸建て住宅を購入することもお奨めです。
中古の戸建て住宅の建物評価額は築20年~25年ぐらいで売買価格を0円と査定される場合があります。つまり土地の価格で建物+土地が購入でき、掘り出し物件もあります。しかし、いざ購入となると建物の劣化や耐震性などの不安もあるかと思います。
中古の戸建て住宅は、築年数・構造・建築会社・建築のグレードなど様々で資産価値も違い、リフォーム・リノベーションする時の自由度・費用なども変わってきます。また、建築違反の物件ではローンを借り入れできない場合や建替えできない場合もあります。
戸建て住宅をよりよくリフォーム・リノベーションの基礎知識をお話します。→詳しくはこちらへ