エコカラットプラスは、リクシルの商品で室内の空気を整えるインテリア建材です。「多孔質セラミックス」と呼ばれる、微細な気孔がある原料をタイル状に焼いて作られています。
ナノサイズ(1ミリの100万分の1)の小さな孔があり、室内の湿気を吸収・放出することで、調湿することができる壁です。珪藻土に特長は似ていますが、珪藻土より約6倍の調湿力、調湿壁紙より約25倍の消臭性があると言われています。旧エコカラットから進化して、現在はエコカラットプラスとなっています。
エコカラットプラスの特長
・吸湿性
セラミックの無数にある小さな孔が湿気を吸ったりはいたりして調湿します。カビやダニの繁殖も抑制します。
・脱臭、消臭性
臭いを吸収します。珪藻土や壁紙よりも短時間で吸収します。たばこ、ペットなどの気になる臭いにおすすめです。
・有害物質を吸着
シックハウスの原因となるホルムアルデヒドやトルエンなど、エコカラットプラスは空気中に漂うそれらの有害物質を吸着し、低減します。
エコカラットの短所としては、水拭きができないことがありましたが、エコカラットプラスは水拭きができます。水はねのする洗面所やトイレにも使いやすくなりました。
エコカラットプラスのおすすめの使い方
リビングの入ってまず目に入る面にアクセントとして使うと見栄えがします。ライティングを工夫することでテクスチュアが楽しめます。
トイレは、消臭効果があるのでおすすめです。
玄関は、お住まいに入る時の印象が良くなることと、消臭効果もあります。
結露の多いお部屋にもおすすめです。
費用の目安は、エコカラットプラスの㎡単価は、施工費込みで20,000円程度(10㎡以上の場合)と考えておくと良いでしょう。珪藻土よりもコストが高めなので、お部屋の部分に使われることが多いです。工期は約2日です。
LIXIL エコカラットプラス イメージ集
当社のエコカラット施工事例
珪藻土とは世界中で採れ、日本でも産出する植物性プランクトンの藻が沈殿して、化石化したものです。昔から火に強い土として、七輪や耐火断熱レンガの材料として使われてきた天然素材です。建材としては、壁にしっくいのように塗って使います。着色がしやすいので、色数も豊富です。ざらざらとした感触が自然志向の方には好まれています。左官職人による仕事なので、塗り方によっても表情が変わります。
珪藻土の特長
・吸湿性
珪藻土に無数にある小さな孔が湿気を吸ったりはいたりして調湿するので「呼吸する壁」とも言われます。夏の湿気は吸い、冬の乾燥時には湿度を放出し、結露も防ぎます。
・脱臭、消臭性
臭いを吸収します。臭いの溶けた湿気を吸うので、結果的に臭いも消えます。ペットのいるお住まいなどに効果があります。
・耐火性
七輪コンロや断熱レンガとして利用されてきたように、融点は約1250℃と火に強いことも特長です。
短所としては、柔らかいので傷がつきやすい、こすれると粉がついたり、床に粉が落ちる、水拭きができない、ひびが入ることがあるなどがあります。
費用の目安は、6畳間の壁と天井でおよそ150,000円〜です。(下地の状況によって価格は異なります。)工期は約3日です。
当社の珪藻土施工事例
タイルは広くは薄板状の粘土焼成品の建材を意味しますが、水まわりの壁に用いる建材として多く使われる陶磁器のタイルは、表面に釉薬をほどこした光沢のあるものが多いです。タイルは古くから建材として使われていて、デザインも豊富で、キッチンや洗面所、トイレなどに適しています。
耐候性、防火性、防水性に優れています。酸やアルカリにも強く、お手入れも楽なのが特徴です。
タイルの特長
・防水性
タイルは焼き物なので、水にぬれても汚れがつきにくく、表面にカビなどが生えません。
・耐候性
長年使っても、色あせがなく、酸やアルカリにも強く、よほどの衝撃がなければ割れることもありません。長くほとんど変わることなく使う事ができます。また有害化学物質を使っていないのでシックハウス症候群対策にも良い建材です。
・耐火性
熱に強く、万が一燃えても有害物質を他の建材に比べて出しにくいと言われています。
・デザイン性
タイルの魅力はその陶器のつややかな質感でしょう。色、デザイン、大きさの種類が豊富で組み合わせは無限です。アクセントとして壁の一部に取り入れることでおしゃれな空間となります。
大きさや形はさまざまなタイプが揃っていて、正方形であれば、100角(100×100mm)、
200角など(200×200mm)、また長方形のタイプもあります。JIS規格で揃ってるので互換性が高いです。またモザイクタイルと呼ばれる10mm角などの小型のタイルは、組み合わせにより、細かいデザインができるので人気があります。
短所としては、目地に汚れがつきやすいことですが、汚れの目立ちにくいグレーの目地にしたり、また疎水・耐油性の高い目地もあるのでおすすめです。
タイルは、他の壁素材と比較するとコストが高めですが、その後のメンテナンス費用がかからず耐久性があるので、結果的にはコストの良い建材と言えるでしょう。
腰壁とは
腰壁とは、壁の大人の腰あたりから床までの下の部分の壁を、上の素材とは違う素材で貼った壁のことを言います。例えば上はクロスで下は木の板を貼ったりします。水廻りでは、タイルやパネルを貼ることもあります。高さはおよそ90~120cmが多く、窓枠の下の位置から貼ることが多いです。
腰壁の効果
もともとは、腰より下の壁は手で触ったり、ものが擦れて汚れたり傷つきやすいので、汚れ防止につけられたものです。拭き掃除がしやすく、見た目にもおしゃれになります。
またペットのいるご家庭では、壁の爪研ぎ防止にもなります。すでに汚れている壁の上に貼って、リフォームすることもできます。
腰壁の選び方
狭い部屋で使うと圧迫感があるので、リビングや廊下などによく使われます。腰壁パネルの色選びのポイントは、床の色よりも明るい色を、腰壁より上の壁や天井の色は、腰壁パネルよりも明るい白などにすると開放感が出ます。板の幅やデザインはいろいろあります。
費用の目安は、1㎡あたり15,000円〜20000円ほどです。(下地の状況によって価格は異なります。)工期は約3日です。
中古マンションを購入して、内装のリフォームをお願いしました。誠実さと私どもの希望を汲み取り、的確なアドバイスいただいたので、グッドスマイルハウスさんに決めました。工事後、見違えるように綺麗になりグッドスマイルハウスさんにお願いして大変満足しています。